5月6日、GW最終日。連休の最後のイベントを締めくくる、というほど大げさなものではないが、早慶の麻雀好きが渋谷G-1に集合した…。集合時間の10分前。記者が会場に着くと、奥のテーブルに固まっている5人組を発見。1人は昨年春のMVP・桝田竜馬だった。どうやら慶應チームのようだ。 それから5分後、慶應主将の鬼嶋がやってきた。 それにしても早稲田が来ない。早くも宮本武蔵作戦か?

どうやら、選手の何人かが会場にたどり着けず迷っているらしい。ちらほら現れた早稲田の主将・北澤が電話をかけまくっている。連絡はついているようなので一安心。

予定より30分遅れて、いよいよ第一回となる早慶戦がはじまった。今回は双方8名ずつの参加。 1回戦で6名VS6名で3卓。 2〜3回戦は4名VS4名の2卓。 そして最終戦は2名VS2名で1卓の対戦となる。 全員のポイントを加算し、総合ポイント上位のチームが勝ちとなるシステム。回数が進むにつれ、相手との差を把握しながら戦うという形。「どうやったらギリギリまで緊張しながら戦えるか」ということをテーマにし、双方の主将が話し合い決定したという。う〜ん、なかなかやるじゃないか。学生にもかかわらず、盛り上げ方を知っている。これは楽しみだ。


ちなみに慶應は選手全員が男性。これに対し、早稲田は3名の女性雀士を用意してきた。さすが麻雀王国・早稲田。来期の六大学に向け、女性雀士を鍛えるために対抗戦に臨ませた。果たして、これが吉と出るか、凶と出るか? 1回戦目オーラスいきなり大三元が出る。アガったのが早稲田の小川さちえちゃん。人生初の役満ですと顔を紅潮させて笑い自分で写メをとっていた。ただ、出所が同校の早稲田だったのがついてない。だからって、見逃すわけにはいかないが…。


1回戦の総合は慶應が18ポイントリード。親っパネ一発で並ぶ点差。まだまだ予断を許さない。 2回戦は早稲田が制した。主将・北澤と、過去二回六大学麻雀リーグ戦に出場した女性雀士・楠原が揃ってトップ。しかも、早稲田の麻雀番長・綱川を温存するという余裕の戦いぶりだ。トータルも慶應を逆転し、42ポイントのリードを奪った。
が、3回戦で事件が起こる。慶応の小野が早稲田から国士無双を直取り。さらに慶応が1.2フィニッシュ。小野は近代麻雀の巻頭カラーページで紹介した4月の勧誘活動で入った新規サークル員。慶応は強いやつを手にいれていたのだ。



結局、これが決め手となり慶應の勝利はほぼ確定。最終戦、早稲田・北澤がトップを取るが逆転には至らず、早慶戦初戦は慶應の勝利で終わった。